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ブラームスな一日 [日々回想]

ピアノ協奏曲第2番と交響曲第4番。
この2曲が、これまでの5年間に贈る餞となるのだろうか。


大好きなピアノコンチェルトだが、思えば実際に耳にするのはこれが初めてだ。


第1楽章、なんて穏やかな柔らかいタッチなのだろう。
一瞬、自分の聴力がおかしくなったのではと錯覚する。

第2楽章、衝撃的なフレーズだ。
どの2楽章よりも強い印象を残す。

第3楽章は静かに流れ、第4楽章はコントラバスが味を効かせる。
この重厚感がたまらない。


やっぱり、自分はブラームスが好きだ。そう確信する。
その確信に浸りながら、いざ4番交響曲へ。


第1楽章~第2楽章、壮大すぎて言葉が出ない。
涙さえにじませる、美しい旋律とファンファーレ。


旅立ちの時なのだろうか。


第3楽章で、もはやおなかいっぱい。
第4楽章はコメントできないままに時間が流れる。


しかし、マエストロの熱い魂はしっかりと伝わった。
何より、この熱意が好きなんだ。

昨年の夏以来、彼のプログラムを選んで正解だった。

カーネギーホール [日々回想]

過去にアメリカ旅行記の「57st.Morning」でも取り上げた、
NewYorkは音楽の殿堂「カーネギーホール」。

昨年末に、小澤征爾氏が世界の舞台に復帰したとして、
数々のメディアに報道されたニュースは記憶に新しい。


世界に向けてタクトが振るわれたのは、
ブラームス交響曲第1番。


あの場所にいた人間は幸せだろう。


この曲は、人間に勇気と活力を与えてくれる。
気持ちが前向きになる。

そんな美しい旋律が、世界最高の場所で、高らかに奏でられる。
想像しただけで、心が騒ぎ出す。


いつか、自分もあの雰囲気に酔いしれたい。


そんなことを思いながらニュースを見ていた、ある日の昼休み。
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アルフォンス・ミュシャ [日々回想]

あるとき、知人がふと口にした。

これまでの自分にとっては、偉大なたくさんの美術家のひとりに過ぎなかったが、
そのときの言葉が気になって、最近この美術家の世界に触れた。


できることなら、Prahaで彼の世界に触れたい。


ときに作品は、都市や街の空気と同化する。
そんな作品に出逢えたとき、受け手としてこれ以上の至福はない。

今、もし1週間の休みがあったとすれば、PrahaとBerlin、それとBudapestを訪れたいと思う。
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MY BEST [日々回想]

久しぶりの記事投稿が、ちょうど同じ日の3年後だったとは、これまた偶然だ。

昨夜からずっと、ショパンのピアノコンチェルト第2番を聴いている。
今まで気づかなかったが、第1楽章がなんてかっこいいものか。


あなたの一番好きなクラシック音楽(曲名)は何ですか?


今の自分では、制作に20年を要したあの交響曲か、または早熟の天才か。
答えるとすれば、こうなるだろう。

同じ質問を未来の自分に聞いてみたい。

REBOOT [日々回想]

クリスマスの夜に。
思えば1年前から、こんなクリスマスを送ることが予想できたのかもしれない。

昨年の秋、ひょんなことからクラシックという音楽を再び耳にした。
そこで見たもの、聴いたものは、過去のそれとは全く性質を別にするものだった。

素直にかっこよかった。

みんなで1つのことを作り上げることは、なんて素晴らしいものか。
それを再認識した。

そして、今年の春、その気持ちを更に昇華させてくれた出来事があった。

ああ、この経験をあと7年早くしていれば、自分は今と別の道を歩んでいただろう。
いや、今の自分だからこそ、この感情が生まれるのだろうか。

自分が求めるかっこよさは変わっていないはずなのに。
ただ、気づいていなかっただけなのか。

今日、こんなに素晴らしいクリスマスが送られて幸せだ。
ピアニストが同郷というのも、運命なのかもしれない。

また、自分がクラシックに惹かれて戻ってきたのも、育ってきた環境から運命なのかもしれない。

そんなことを思いながら、2010年が終わろうとしている。

四条通 [京都散策記]


四条は、京都の現在が感じられる場所。
デパートが立ち並び、東京と同じようなショップもたくさん、買い物には不自由しない。


しかし、四条通にやってきたはいいが、特に行く当てもない。

               


雨もどんどん強くなってくるので、


傘を持たない私は、
四条烏丸まで歩き、残念ではあるが、ここで今回の京都旅行を終えることにした。



地下鉄で京都駅まで戻り、
軽くおみやげをつまみ、帰路へと着いた。



おみやげには茶団子を選んだ。

遠い過去にも買った記憶がある、なつかしい一品。




天気にこそ恵まれなかったものの、今回の京都訪問はほぼ成功と言っていいだろう。

自分の過去にも、一定の清算がついた。



しかし、消化不良の事実は確かなもの。

おかげさまで、以来、京都は毎月のように訪れるようになってしまった。



それでも、まだまだ全然見切れていない。

飽きがこない。



このみどころの多さ。

やはり、Parisに似ている。





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雨の鴨川 [京都散策記]


清水寺からの徒歩ルートはこれにて終了。

だが、特にその後の予定を決めていなかったので、
引き続き、花見小路を歩いて、ぶらぶらと四条方面に向かった。



途中、鴨川の景色がなかなかよかったので、撮影。

             


さっきの写真からもおわかりだが、この日の天気は決して良いとは言えない。


写真を撮っているとまもなく、案の定、ポツポツと雨が降ってきた。

             


天気のよいときは、河辺の特等席で、明かりに照らされながら一杯できるのだそう。

それも、京の風情だなあ。


そんな感慨ぶっている暇もなく、雨は次第に強くなってきた。


そそくさと、四条に走り込むことにしよう。


四条を目指してよかった。
四条の商店街はアーケードで覆われ、雨宿りには最適だ。


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建仁寺 [京都散策記]


続いては、建仁寺

              

京都に来たときには、ここに行こうだなんて、これっぽっちも思わなかったのに、

数ある観光名所から選んでしまった理由・・・


それは、これに惹かれたからに他ならない。

              


俵屋宗達
、国宝「風神雷神図


              


わが国でも1、2位を争う名画が、建仁寺に所蔵されていると聞いて、やってきてしまった。


キレイだな・・・と眺めていると、


それもそのはず。

これは、単なるレプリカ。


所蔵は確かに建仁寺、ただし、保管されているのは京都国立博物館

それも、限られた期間にしか公開されないみたい。



なんだか夢が一気に醒めてしまった気分。

いろいろな理由があるのだろうけれど、
日本はもう少し、歴史的遺産の展示方法について考えたほうがいいのでは・・・




建仁寺はほかと違って、観光客がそれほど多くはなく、のんびりと落ち着ける場所。


中庭を座って眺める、この場所が美しい。


             


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八坂の塔 [京都散策記]


京都に来てから行きたくなった場所がいくつかあった。

幸運にも、それらは清水寺の周辺に固まっていたので、

この日は清水寺から歩くコースにした。



その1つ。

八坂の塔

                    

京都の街角


まさに、この場所のためにつくられた言葉だろう。

 


ほどなくして、人力車が下りてきた。

                    

 

日本もまだまだ捨てたものではない。


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清水の舞台 [京都散策記]


               

あれ?

どこかで見たような景色・・・



もしかして、ここがあの清水の舞台



悲しいことに、舞台を歩き終わってから、そのことに気がついた。


もう後戻りはできない。

もう少し丁寧に、雰囲気を噛み締めて、舞台を歩くべきだったと後悔。




                     



入り口をくぐってすぐの回廊。

ここを右手奥に進むと、清水の舞台へとつながる。




京都市街を一望した後は、音羽の滝に立ち寄った。

              


こんなところは知らない。

やっぱり、清水寺に来るのは初めてなのだろうか。
最後までわからなかった。

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